つくば・おとなりの建築家展12が無事に終了しました。ご来場頂いた皆さま、会場を貸して下さったstyleshopさん、ありがとうございました。今回初めて私たちのことを知って頂いた方も多いと思うので、改めて自己紹介をさせてください。
私たちTSD+は、夫婦で意匠設計を行い、主人の父が構造設計を行っている、文字通り『アットホーム』な設計事務所です。時には6歳の娘や0歳の息子も打ち合わせに同席させて頂いています。
設計事務所に設計を依頼するって、どういうことなんだろう・・・そう考える方も多くいらっしゃると思います。私たち自身も、日々そのことを考えながら、仕事をしています。
先日とあるお客様から、「メーカーの展示場を回っていると、どこも自社のアピールから始まるのが普通だった。髙橋さんと初めて会ったとき、会話の始まりに、私たちにどんな家で暮らしたいかを聞いてくれた。それで、設計事務所で家作りをしたいと考えるようになった。」と嬉しいお言葉を頂きました。なるほど・・・私たちには特にアピールポイントが無いので笑、お客様からお話を伺い、ただそれを一緒に実現していくことを必死に考えて来ました。結果的に、そういう家づくりをしたいと考えて下さるお施主様と出会うことにつながって来たように思います。
私たちの設計では、奇抜な建物を作りたいわけではありません。オーダーメイドにもこだわりません。必要な時には既製品も上手く活用し、限られた予算の中で最大限に理想の家に近づけるよう、いつもお施主様と一緒に知恵を絞りながら頑張っています。
そんな感じで1つ1つ、手探りで設計している設計事務所なので、とにかくスピーディーな家づくりを第一に求められたりする場合には、向いていないと思います。ただ、丁寧に、家づくりに真摯に向き合うことには自信を持っています。同じような志を持って頂ける方と、ぜひ一緒に、素敵なお家づくりが出来ると嬉しいです。